monobox　ニライカナイ編

2011年3月11日に起きた東日本大震災で失った多くの命とそのご遺族の皆様の心に灯火がともりますように心よりお祈り申し上げます。

昨年開催されたティダノワ祭から一年たち、ティダノワのブログに寄稿させて頂きました。

朝、子どもがかけながら起きてきて私にしがみついてきたとき、この瞬間を逃すものかと娘をぎゅっと抱きしめました。
今私に出来ること。目の前の子どものために、少し思いを書いてみました。
そして子どもたちがいつも通り学校へ行き、保育園へ向かった後、
鍬を持ち、小さな畑を耕し、種を蒔きました。

今日は新月。種を蒔くにはもってこいの日。



「3月11日に寄せて」

最近心がけていること

毎日その日1日出来ることを考える

そして一つずつこなしていく

出来ない事もあるけれど

一つだけ忘れないようにすることがある

子どもたちを見つめること

子どもたちを抱きしめること

子どもたちの手を握ること

今日しかできないことを明日ではなく今日出来る事への感謝。

何が出来るかを問うてしまうとひるんでしまうこともありますが

笑顔の波動を届けることで

だれかが笑うことが出来るなら

私は今日も笑いたい。私が笑うと子どもがにっこりと笑顔を返す。

その子どもが誰かに笑顔を見せると

誰かがにっこりと笑顔を返す。

旅だったたくさんの魂のために、残された人たちのために

私は笑顔でいたい。

明るい灯火をともすために。


そして今日も種を蒔く。



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