てぃーだブログ › monobox ニライカナイ編 › イベント情報 › 『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告

『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告

2012年05月30日

『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告



一昨日5月28日に開催されました

鎌仲ひとみ監督『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO

おかげさまでお店いっぱいに人が集まって下さり、誠にありがとうございました。
無事放映に関するトラブルもなく終えることが出来ました。
あいにくのお天気の中でしたが、那覇からわざわざバスとタクシーを乗り継いでお越し下さった方、
北は名護から、西は恩納村、読谷村から、そして地元うるま市、海中道路をはるばる越えて平安座島からお見えになられるなど、
東西南北様々なところからいらして下さいました。

お子様連れや、妊婦さんなどもいらっしゃいましたが、ゆったりとした時間をご提供できたかちょっと不安が残りますが、
皆さまから上映後温かいお言葉をいただき本当に嬉しく思います。

カフェ内に併設されているリンパマッサージヒル木さんは定休日にもかかわらずベンチシートを貸して下さったり、授乳室としてスペースをご提供下さったり、本当にみなさまの温かいお心遣いで居心地の良い空間でした。

『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告



そして、今回PIPINEOの店主伊藤さんにこの上映会を開催するにあたり、この映画の主旨の元、当日お出しするスイーツを特別に作っていただけないかと無理を承知でお願いいたしました。

まず、白砂糖を使わない、卵、牛乳を使用しない、そして、原材料、原産地の明記をお願いしました。
基本的にマクロビオティック的なスイーツでという無理難題に見事お答えいただきました。

『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告



こんな風に一つ一つ丁寧に原材料、原産国を明記して下さいました。
現状どの食べ物がどの程度汚染されているかと言う検査は、抜き打ちでたくさんある中のひとつを検査しただけで流通されています。ですから、正直わからないのです。どれが安心か安心でないかという判断は。

ただ、こうやって、生産者や、飲食店側から提示があることで、選択することが出来ると言うことを店主の伊藤さんに事前にご説明させていただきました。

今回汚染度の高い乳製品を使用しない代わりに島とうふを使って、見事なイチゴのスイーツも作り上げて下さいました。

『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告



卵アレルギーのある方も安心して召し上がれるメニューも入れていただきました。

『内部被ばくを生き抜く』上映会@cafe PIPINEO報告



また、沖縄ならではのベニイモも色鮮やかできれいでした。

しかもPIPINEOさんは休日にこんな素敵なスイーツを提供して下さったにもかかわらず、少ない金額のお支払いの中から、なんと材料費以外は寄付金とさせて下さいとまでいっていただきました。

おかげさまで子供を入れても30人強という小さなイベントにもかかわらず、募金金額も12000円ほどになり、
今福島インドアパークのご担当の方と発送の調整に入っています。

皆さま本当にご来場ありがとうございました。


ゆんたく会では、沖縄の童唄伝承者、うちなーぐち伝承者でご近所でボランティア活動を30年以上続けていらっしゃる宮城葉子さんにお話を伺いました。宮城さんは震災後被災地からの避難者を一時的に古民家を提供し、再スタートのサポートをされたり、避難者を集めて、活動されている古民家に皆さんを招待してコンサートをしたり精力的に活動されています。
ご縁があり、これから一緒に色々活動させていただくことになっております。

宮城さんの言葉で印象的だった言葉。命がいかに大切かと言うことそして、その命を守る為に笑顔、笑うことが大切ということ。
だから、沖縄に避難してきた人たちに対してはもう少し沖縄を楽しんで欲しいというお言葉をいただきました。
私を含め、子供たちに内部被ばくをさせないために必死に情報を集め続けている方も多いでしょう。
ただ、そんな中でやっぱり自分もそうですが、それに必死になっている間、お母さんが難しい顔をしていたり、上の空だったりすると子供たちは寂しい想いをしてしまってるのかなと言う事も多々思います。
色々な勉強会や講演会に参加して情報を入手する方もたくさんいらっしゃいますが、その時間ももちろん大切ですが、その間、DSなどのゲーム機を与え続けてしまったりして、子供と対話する時間がなくなってしまうことも、少し見直して、一緒に沖縄生活を満喫していくことも大切だなと改めて思いました。

また、最後には公私共にお世話になっている、平安座島の環金武湾地球温暖化対策地域協議会の玉栄章弘さんからもお言葉をいただきました。胎児、乳幼児の遺伝子が被曝によって影響を最も受けること、実際この映画を見なかったら、ここまで影響があるのかと言う事を知ることが出来なかったと言う事。そして、色々な人とこういった場を活用してどんどん繋がっていって欲しいと言うことをおっしゃられていました。


今回も新しい出会いがあり、ひとつの映画をきっかけに繋がることができがご縁に感謝しながら今後とも宜しくお願いいたします。


また、ボランティアスタッフとして前日のしかも夜に声をかけたにもかかわらずお手伝いして下さったSさん、Kさんありがとうございました!



広報活動にご尽力いただきました、うるま市観光物産協会のみなさま、玉栄様、宮城様、うるま市社会福祉協議会のみなさまありがとうございます。

また、備品無償提供していただきましたうるま市観光物産協会、うるま市社会福祉協議会老人部のみなさま誠にありがとうございました。


そして、会場をご提供いただき、素敵なスイーツ&ドリンクをご提供していただきました

cafe PIPINEO

のスタッフの皆さま本当にありがとうございました。












cafe PIPINEO

http://pipineo.ti-da.net/

うるま市観光物産協会

http://uruma-ru.jp/




また、いただきました募金を有効活用して、野菜をふくしまインドアパークの子供たちにおくれるようただ今準備中です。

http://www.facebook.com/fukushima.indoorpark





同じカテゴリー(イベント情報)の記事

Posted by _niraikanai_ at 11:37│Comments(0)イベント情報
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。